“CVT分野世界1位”日本企業のジヤトコ 「韓国に海外最大R&Dセンターつくる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.16 10:36
「韓国の大卒者は、世界的な競争力を備えた専門企業でも良く知られていなければ避けるぐらい大企業選好が明確だ。求職難だというが、企業の立場ではむしろ求人難を体験するケースが意外に多い」。
小林忠男ジヤトココリア代表理事は最近、中央日報とのインタビューで「韓国で事業をするのに最も難しい点は、優秀な人材を探すことが容易でないということ」と話した。無段変速機(CVT)分野で世界1位の企業である日本ジヤトコの初の海外支社であるジヤトココリアは、創立後15年で230人余りの規模に成長し、グローバルジヤトコの長兄の役割を果たしている。小林代表は「R&D分野における韓国の技術や人材は世界最高レベル」としながら「年末までに20人余りの研究人材の追加採用が終われば、韓国を本社の次に大きな最大規模の海外R&Dセンターにする」と話した。だが優秀な人材の確保は依然として大きな課題だ。彼は「韓国支社の設立当時に採用した社員を3~5年間ほど日本のR&Dセンターに送り技術教育をしたが、訓練を受けた社員が少し後にほかの自動車会社に移った苦い記憶がある」と回想した。