中国の大型輸送機「運-20」が初飛行試験

中国の大型輸送機「運-20」が初飛行試験

2013年01月28日10時55分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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中国の「運-20」輸送機。
  中国が独自の技術で開発した大型軍輸送機が初飛行試験に成功した。これを受け、中国人民解放軍の海外作戦範囲は現在の2倍に拡大し、関連技術の産業競争力波及効果も少なくないと予想される。

  中国国防部は26日、大型軍輸送機「運ー20」が陝西省西安の閻良基地を離陸し、「殲ー15」戦闘機の護衛のもと、1時間の試験飛行に成功した、と明らかにした。

  全長47メートル、高さ15メートルの「運-20」は、最大離陸重量220トン、最大積載重量66トン、航続距離7800キロ(北京-ハワイ)、最高速度700キロ。

  中国軍事科学院の最近の分析によると、大洋と大陸を舞台に軍事作戦を遂行するためには、輸送機の最大離陸積載重量が150トン、輸送機の重量を除いた最大積載量が40トン、正常積載後の航続距離が4000キロを超えなければならない。

  中国が現在運用中の「運ー8」軍輸送機の場合、1975年の開発後、30の改良型が開発され、航続距離は5620キロで基準を満たす。しかし最大離陸重量が61トン、最大積載重量が20トンで、大陸を行き来する総合的な軍作戦の遂行は難しかった。

  中国はこうした輸送戦略の弱点を補完するため、その間、ロシア製大型輸送機の購買を推進してきたが、ロシアが大量販売しないため、最小限の運用をしているという。

  また軍事科学院は、運ー20の飛行成功で、中国は今後、海外軍事作戦の半径が現在の2倍以上に広まり、今後、大型空中給油機と早期警戒機を輸送機に転換できる技術力を確保した、と分析した。運-20」は大型輸送機分野で世界最高と評価される米国の「C-17」に対抗して開発された。喬良空軍所長は「運-20は米国のC-17輸送機とロシアのIL-76輸送機の長所を合わせて設計したため、世界最高レベルの輸送機といえる」と主張した。「運-20」の場合、軍輸送機の基本任務のほか、早期警報、空中給油、各種電子特殊戦の指揮部として活用できるよう設計されたと、中国国防省は明らかにした。

  産業界への波及力も大きいと予想される。軍事専門家の杜文龍氏は26日、新京報など中国メディアのインタビューで、「大型輸送機の核心技術である素材とエンジン、設計が産業界に移転される場合、各種製品の国際競争力を高めるだろう」と分析した。
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