中間はなし…100円ショップまたは100万円ショップがよく売れる(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.08.16 16:33
◆低賃金でも高級ブランド品一つは保有
高価・低価に分かれた日本消費市場の二極化はさらに強まるという見方が多い。不況時は価格が安くて品質が良い商品を求めるものだ。これとともに気に入った物なら高くても買いたいという心理が強まる。富裕層も目立たない下着やパンツは低価格のユニクロ商品を着る。賃金が低くても休暇は海外で楽しみ、ブランドのバッグ一つくらいは持っておくというのが最近の消費トレンドだ。デパートは富裕層を、低価格の店は大衆をターゲットにし、こうした現象をさらにあおる。いわゆる「一点豪華消費」現象が強まるのだ。一点豪華消費とは、生活必需品など生活消費は節約するが、関心がある分野や商品には高級消費をする傾向をいう。家や車をシェアする共有経済が登場するほど景気はよくないが、高級ブランド品の売り上げは毎年増える。