<仏テロ>年間3000万人訪れるソウル駅、警備員は計24人だけ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.16 15:01
ソウル駅のような公共施設のほかに劇場・ショッピングモールのような民間大衆施設もテロに脆弱だと明らかになった。特に大型マルチプレックス劇場はテロの無防備地帯のようなものだった。対テロのガイドラインも見つけるのが難しかった。あるマルチプレックス企業関係者は「対テロのガイドラインはなく、安全のために消防署などとの非常連絡網だけ備えている」として「安全事故の問題を解決する水準に過ぎない」と話した。
ソウル江南(カンナム)のCOEXなど大型ショッピングモールは劇場よりは状況がましだ。COEX関係者は「対外秘なので具体的な対テロ戦略を公開することは難しい」としつつも「自社雇用100人が常駐しており、施設内にポリスセンターもある」と話した。大型ショッピングモールであるソウル永登浦(ヨンドゥンポ)のタイムズスクエアもやはり110人が常駐している。タイムズスクエア関係者は「近隣の警察署・消防署と連係して非常状況を備えているが、自社の対テロ・マニュアルはない」と話していた。