金正日総書記の随行トップ3、軍部から党幹部に…随行回数で見た権力地図
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.29 09:40
北朝鮮で金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の公開活動随行回数は権力の一尺度であり、権力地図だ。今年、金委員長に随行した人物は、昨年と大きく違いがある。まず随行人物が昨年35人から81人に大幅に増えた。20回以上随行した人物も、昨年4人から14人に増加した。何より昨年、最も多く随行した軍部3人の席を労働党幹部が満たした。昨年は玄哲海(ヒョン・チョルヘ)総政治局商務部局長、李明秀(イ・ミョンス)国防委員会行政局長、チョン・テグン総政治局宣伝部局長が1~3位だった。しかし今年は金己男(キム・ギナム)宣伝担当秘書と張成沢(チャン・ソンテク)行政部長、朴南基(パク・ナムギ)財政計画部長に変わった。
金己男氏は党の宣伝責任者で8月に故・金大中(キム・デジュン)大統領弔問団団長として訪韓した。彼の随行が著しいのは3代目後継者体制構築作業と関係があり得る。崔益奎(チェ・イクキュ)党宣伝扇動部長と李在一(イ・ジェイル)宣伝扇動部第1副部長、チョン・テグン総政治局宣伝副局長の随行回数が増えている点も脈絡があると見られる。