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【時視各角】北朝鮮は韓国の同意の下、ミサイルを撃つのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.18 11:21
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3、4日だけ韓国を離れてもなんだか戸惑いを感じるダイナミック・コリア。追いつかなければならない大きなニュースが非常に多いからだ。心臓の弱い人には耐えがたい「ジェットコースター・ソウル」という冗談まで言われている。だが、3~4年ほど海外で暮らしてから戻ると、出た時と同じで解決された問題のない大韓民国を感じるという。忘れた頃にバージョンを変えて再び出てくる北の核危機論がまさにそうだ。日々は大変な騒ぎだが、振り返ってみると20年もはるかに超えて同じ場所に留まっている。

わずか数日でソウルでは驚くほど関心が薄れている。さらに「8月危機説は米国の軍産複合体の商売狙い且つ偽のニュース」という話まで出てきた。どうかそうであってほしい。しかし、今度はそういうことではない。専門家の話を総合すれば危機はもう始まっているという。北朝鮮が核弾頭の搭載されたICBMを実戦配備する日が遠くないということだ。日本などの連鎖核武装につながれば米国も手に負えないことだ。予防打撃なり、平和協定と駐韓米軍撤収なり、そのまえに結論が出る。

 
進行速度でだけ見れば年末頃だという。だとすれば韓国政府と軍には熱く悲壮な気勢が溢れているべきだ。ところが、実際は現実ではそうでもない雰囲気だ。「韓半島(朝鮮半島)危機説に同意しない」という青瓦台(チョンワデ、大統領府)に、首相から外交長官までぞろぞろ休暇で出かける内閣だ。今日から国会が開かれるが、執権する共に民主党の目標は朴槿恵(パク・クネ)政府の積弊予算の清算が優先だ。米議会がICBM決議案を通過させたのが4カ月前なのに、肝心の韓国はまるで太平の御代だ。

セウォル号事件を契機に誕生した政府だ。安全コリアに全てをかけるのは言ってみれば存在理由だ。そして安保こそ一番の安全だ。それでも核の危機に危機感が少ないのは「まさか同じ民族に核を撃つだろうか」という安易さのためかもしれない。文在寅大統領は軍事衝突がなかったということを聞いて「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府安保有能論」を論じた。しかしその話をする度にその時始まった北の核実験からは目をそらした。米国新聞は「大韓民国の同意なく軍事行動を決めることはできない」という文大統領の話に「文在寅、トランプに警告」と書いた。

実際、「全てをかけて戦争だけは防ぐ」という言及は当たり前の言葉だ。問題は手のつけられない状態の金正恩(キム・ジョンウン)委員長を相手にどのように平和を守るつもりかということだ。平和は武力によってもたらされるものではないが、武力なしでは平和がないというのも事実だ。それならスピーチには「全てをかけて大韓民国だけは必ず守る」という決意が先に出るべきだった。核とミサイルで平和を破壊する金正恩委員長に対する明らかな警告だ。それが目に見えないため戦争否定論は米国に向けたものだという見出しを生んだ。

米国の先制打撃論がはびこっていた23年前も金泳三(キム・ヨンサム)大統領は「戦争にだけはならない」と言った。それでもその時はソウルの火の海に対する心配が背景ということを米国は疑わなかった。しかし、文在寅政権は違う。文大統領は2カ月前に「北朝鮮の核・ミサイルは嘘」と言ったことがある。文在寅青瓦台と内閣、熱狂的支持層にはそのような考えを持つ人々が多い。盧武鉉大統領は「北の核は防御用」と言っていたというではないか。だから平壌(ピョンヤン)の火の海を防ぐという意味として米国新聞は見るのだ。

文大統領は数日前「米国と緊密に協力しながら安保危機を打開する」と述べた。安心できる言葉だ。それならば昨日の記者会見場では色々な疑いを払いのける返答が続いたら良かったと思う。我々は今どのあたりにいて、年末にやって来るというレッドラインの後はどうなるのかというような話だ。しかし、戦争否定論が繰り返された。正しい言葉だが心配にもなる言葉だ。北朝鮮は韓国の同意を受けて軍事行動をするわけではないだろう。制裁を受けるべきは北朝鮮なのに、やたらと米国を狙っているのではないかと思える。

チェ・サンヨン/論説委員

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