金正恩に新しい職責「労働党委員長」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.10 08:40
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が「労働党委員長」に推戴された。北朝鮮は9日、平壌(ピョンヤン)4・25文化会館で開かれた労働党第7回大会4日目の会議で金正恩を労働党委員長に推戴したと、会議の現場を取材した海外メディアがこの日午後7時30分から一斉に報じた。
一時は労働党中央委員長になったという観測もあったが、党大会を現場で取材した日本の共同通信、NHKなどは「金正恩を『党委員長』と呼ぶのを朝鮮語ではっきりと聞くことができた」と伝えた。
すると朝鮮中央テレビはこの日午後10時30分の報道で、「労働党大会が閉幕した」とし、金正恩を労働党委員長に推戴したことを伝えた。これを受け、金正恩は党中央軍事委員長、国防委第1委員長、軍最高司令官のほか、もう一つの職責を持つことになった。