「北朝鮮のスマイル外交、オバマ大統領には通じない」

「北朝鮮のスマイル外交、オバマ大統領には通じない」

2009年11月08日16時30分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「最近、北朝鮮が立場を柔軟に変えたが、以前の米国政権だったら「そろそろいいだろう」と交渉に出たかもしれない。しかしオバマ政権は違う」--。

  韓半島問題専門家であるビクター・チャ・ジョージタウン大学教授は、最近の北朝鮮の「スマイル外交」に対し「米国は北朝鮮との交渉を全く急いでいない」とし「北朝鮮の修辞だけでは交渉進展はない」と述べた。ジョージ・ブッシュ政権時代、国家安全保障会議(NSC)アジア担当局長として6カ国協議次席代表を務めたチャ教授は、東アジア研究院(EAI)韓国国際交流財団の招請で3~6日に訪韓した。

  --北朝鮮の対話メッセージがずっと出ている。

  「先月30日、ニューヨークで李根(リ・グン)北朝鮮外務省米国局長に会った。彼らの立場はそのままだった。打ち解けて話した。『オバマ政権は、過去のクリントン、ブッシュ政権が行った核交渉を繰り返すことはできない』と述べた。オバマ政権が北核原子炉を3番目に金を与えて買った場合、大きな国内的批判に直面する。李局長に『オバマ政権は北朝鮮との交渉をねだらない上、北朝鮮が本当に米国と交渉したければ以前と違うことをテーブルの上に乗せなければならない』と述べた」

  --米国の対北制裁は続くとみているか。

  「みている。オバマ政権は検証可能で、後戻りできない核廃棄をいう。クリントン国務長官の対北視覚は彼の公開発言からわかるように、非常に強硬だ。彼は国連安保理の対北制裁(決議案1874号)を稼動し続け、核拡散に対応する体制を確固たるものにしようとする。また制裁の効果を信じている。交渉が始まっても北朝鮮が意味のある措置を取らない限り、制裁は続くだろう」

  --韓半島の完全な非核化は可能なのか。

  「北朝鮮の非核化という言葉は正しい。韓国には核兵器がない。ソウルの雰囲気は知らないが、現在、ワシントンで北朝鮮が核を断念したと信じる人はほとんどいない。しかし交渉外にほかの方法はない。北核廃棄のための交渉はしながら安保理制裁を続けなければならない理由だ」

  --最近、温家宝中国首相の平壌訪問以後、朝中で関係が緊密になったような感じだ。

  「数週間前、北京で武大偉中国外交部副部長に会った。彼は『温首相の訪朝は伝統主義者たちの勝利で、2000万ドルの対北支援は朝中和解の次元』と述べた。中国は北朝鮮に人道的支援をすることで現局面においてすることは全部したと見るようだった。武副部長は北朝鮮の6カ国協議復帰はすでに米国と韓国にかかっていると言った。しかし中国は浮上するパワー国家としてもっと責任を負うべきだ。6カ国協議に戻ることを期待しながら贈り物を与えてはいけない。もっと強い立場を取らなければならない。中国は北核でほかの国の努力にタダ乗りしている」

  --18日にオバマ大統領が訪韓する。

  「韓米自由貿易協定(FTA)批准問題を最大の争点として論議すべきだ。50年の韓米関係をグレードアップさせることは、北核ではなくFTAの批准だ。韓米FTAが批准されなければ、来年11月の主要20カ国(G20)首脳会議で、米国は負担を抱えるようになる」

  --最近、南北首脳会談準備の話が話題になっている。

  「北朝鮮の立場で李大統領は韓国の以前の大統領たちと全く違うスタイルだ。反共精神が透徹した将軍出身でも、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領のような理念的進歩人物でもない。企業家出身だ。北朝鮮に向けて首脳会談をねだらない初の大統領だ。金正日(キム・ジョンイル)国防委員長はこれまで韓国の企業家たちに大きな関心を見せてきた。そんな点で金委員長は、李大統領に強い好奇心を持っているだろう」
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