事実と明らかになった雇用世襲…就活生「雇用奪い取る略奪行為だ」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.21 07:51
公共機関職員の家族・親戚特恵採用疑惑が事実と明らかになった。
国民権益委員会は20日、全国1205機関の採用実態を発表し、こうした事実が表れたと明らかにした。昨年10月にソウル交通公社の親戚採用不正疑惑が提起され、これを契機に公共機関全数調査をすることになった。権益委員会は今回の調査で182件の採用不正を摘発したが、このうち職員などの家族・親戚採用不正は16件だった。このうち10件は捜査を依頼し、6件は懲戒を要求した。
今回の調査では多様な形態の家族・親戚採用不正がわかった。まず特別な採用試験手続きなく契約職として採用した後に正規職に転換するケースがあった。テレビ通販会社の公営ホームショッピングは2015年2月に幹部の子女を含む6人を採用する際に採用試験を経なかった。彼らは当時短期契約職で採用され、その後正規職に転換された。職員が自身の親戚が受験したことを知りながらも面接官として入ったりもした。