初夏、中国から韓国に飛来した粒子状物質
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.20 11:13
昨年5月17~22日、ソウルのオリンピック公園では粒子状物質(PM2.5、直径2.5マイクロメートル以下の微粒子。1マイクロメートル=1000分の1ミリメートル)濃度が70マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)まで上昇した。韓国の年間環境基準である25マイクログラムの3倍ほどに迫った。春に比べると低いが初夏としては汚染度が高かった。
米航空宇宙局(NASA)が参加して韓国と米国の専門家らが調査した結果、当時首都圏の粒子状物質汚染の60%ほどが中国発であることがわかった。韓国国内では粒子状物質による汚染のうち中国発の割合が年平均で30~50%、汚染が激しい時は60~80%に達すると分析してきたが、これと合致する結果だ。