ハイブリッド車人気…日本車が韓国輸入車市場でシェア22%に
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2019.05.17 09:23
韓国輸入車市場で日本車がシェアを拡大している。BMW火災事故の余波とフォルクスワーゲンの物量不足でドイツ車の市場シェアが落ちる間、日本車はハイブリッド車などエコカーを前に出して9年ぶりにシェア20%を超えた。
韓国輸入自動車協会によると、日本車5ブランドの今年1-4月の累積販売台数は1万5121台と、前年同期比6.3%増加した。同じ期間、韓国輸入車市場の販売台数は7万380台と、前年同期(9万3328台)比24.6%減少した。これを受け、日本車の市場シェアは15.2%から21.5%へと大きく伸びた。一方、ベンツ・BMWなどドイツ車ブランド販売台数(3万6859台)は37.9%減少し、シェアも63%から52%に落ちた。
日本車のシェアが増えた背景にはハイブリッドカーの善戦が挙げられる。レクサスは今年1-4月、代表モデルES300h(3550台)を筆頭に計5639台を販売した。これは前年同期比31.0%増で、シェアも4.6%から8.0%に伸びた。さらに3月に販売を始めたブランド初の小型SUVモデルUX250hもレクサスのシェア増加につながった。3月に100台、4月に288台が出庫されるなど当初の月100台販売目標を超過している。このほかRX450hが1-4月に539台、MX300hが886台売れた。