韓国、輸出は持続的に後退…内需はやや回復
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.02 13:35
輸出と内需の両輪がおたがい別々に回っている。輸出実績は後退しているが、国内生産と消費は微弱ながら回復の流れに乗った。
1日、韓国産業通商資源部によると、今年9月の輸出額は435億ドル(約51兆ウォン)で1年前より8.3%減少した。8月(-14.9%)に比べて下落幅は縮小したが、9カ月の間、減少に歯止めがかからない。同部のイ・インホ貿易投資室長は「原油安と船舶の輸出減少による影響で全体の輸出が減った」と説明した。品目別には船舶(前年比-20.4%)、鉄鋼(-21.6%)、フラットディスプレイ(-13%)の輸出実績が悪かった。半面、スマートフォンの新製品発売に勢いを得て、無線通信機器の輸出は大きく増加した(40.9%)。輸出(-8.3%)より輸入(-21.8%)のほうが大幅に減少したことを受け、9月の貿易収支は89億4300万ドルの黒字を記録した。