「スイスフラン上限廃止で通貨戦争の新たな局面…韓国製造業に危機も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.19 10:31
アリアンツグローバルインベスターズ資産運用(AGI)のニール・ドウェイン欧州最高投資責任者(CIO)は「スイス中央銀行の突発行動が新しいグローバル通貨戦争の信号弾になる可能性がある」と述べた。15日のスイスフランの対ユーロ上限廃止で各国中央銀行間の協調が崩れ、グローバル通貨安競争が新たな局面を迎えるかもしれないという指摘だ。
ドウェインCIOは18日、香港で韓国経済新聞のインタビューに応じ、「スイスの措置で欧州中央銀行(ECB)が追加でユーロの量的緩和をするという確信が強まった」とし「日本、英国など他の国も不利益を減らすために独断的な行動に出ることも考えられる」と分析した。