開城工業団地の設備、北朝鮮が運営する可能性も(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.24 14:46
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北朝鮮が没収した金剛山(クムガンサン)離散家族面会所。(中央フォト)
2008年7月の金剛山(クムガンサン)観光事業中断当時も韓国政府所有の離散家族面会所(600億ウォン)と現代峨山のホテル、エマーソンパシフィック社のゴルフ場など計3593億ウォンの資産を没収した。北朝鮮は現代との独占契約を一方的に破棄し、中国観光客を迎えるのに南側の宿泊施設などを使用した。企業の関係者は「ゴルフカートなど装備をほとんど転用し、現代峨山の観光バス数百台もこっそりと搬出し、平壌で使用していたことが明らかになった」と伝えた。
北朝鮮は1996年に稼働に入り、3年後に追い出されるように撤収した大宇(デウ)南浦(ナムポ)工業団地から機械設備を持ち出したりもした。当時、軍部がこれを主導したという。対北朝鮮軽水炉事業でも窃盗が相次ぎ、頭を悩ませた。