アップルは「スマートフォンは片手で操作できるぐらいのサイズでなければならない」という故スティーブ・ジョブズの哲学を破って昨年から大画面のｉＰｈｏｎｅシリーズを出してファブレット競争に加勢した。

アップルが９月９日に出すｉＰｈｏｎｅ６Ｓプラスは５．５インチのファブレットだ。ファブレット競争にはほかのＩＴ企業も加勢する。ＬＧ電子は下半期にＧシリーズを凌駕するファブレットを出す予定で、ソニーもＩＦＡで新製品を公開する。中国の追撃も恐ろしい。華為はＩＦＡで「メイト８」を出す。

高仕様で価格競争力まで備えた中国企業が加勢しながらファブレット競争はいつになく熱くなっていると予想される。

これはスマートフォン市場の全般的な停滞の中でもファブレットがそれなりに成長の勢いを続けているためだ。市場調査機関ＩＣインサイト・ストラテジーアナリティックス（ＳＡ）などによればグローバル市場でファブレットは今年２億５２００万台が出荷される展望だ。昨年（１億５２００万台）より６６％増えた数値だ。全体スマートフォンでファブレットが占める割合は２０１３年１５．４％から今年３５．３％まで増加する展望だ。ネットワーク技術の発達で、どこででも動画コンテンツを楽しめるようになり没入感が良いファブレットの需要が伸びていると分析されている。文字メッセージ・電子メール・文書作業など業務活用に適合するという長所もある。

◆サムスンペイ、２０日から国内サービス＝サムスン電子はこの日、新製品の発表とともにサムスンペイサービスの本格的な開始を知らせた。韓国内では今月２０日から、米国では来月２８日から利用が可能だ。ノート５とエッジプラスには基本搭載されておりＳ６・Ｓ６エッジではソフトウェアをアップグレードすれば良い。

サムスンペイは小型の自営業店舗から大型デパートまで多くのカード決済機で利用できる。サムスンペイを実行した後、指紋認証してスマートフォンの裏面を既存のカード決済機に近づけ対面決済が行われる。仮想カード番号であるトークン（ｔｏｋｅｎ）とセキュリティープラットホームであるノックス、パスワード・指紋認証などのセキュリティー性も強みとして打ち出した。


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