「独島を守ろう」と作った教科書に誤り15カ所
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.12 09:03
独島(トクト、日本名・竹島)をめぐり、昨年日本の外務省が「竹島は日本の領土」だという内容のハングル広報資料を出すと、韓国の中央政府・地方政府は先を争って独島守護対策をまとめた。しかし国務総理室や文化財庁などが11日にハンナラ党の李性憲(イ・ソンホン)、韓善教(ハン・ソンギョ)議員に提出した国政監査資料によると、各機関の対策に一貫性がないことが明らかになった。
外交通商部は4月に慶尚北道(キョンサンブクド)教育庁に「小学校の独島教科書の内容に誤りがある」として検討するよう要請した。2月に発行された独島教科書のうち、▽1882年に倭寇が鬱陵島(ウルルンド)で略奪をする部分▽独島という名前が1906年に初めて使われたという部分などが歴史的事実と異なると外交通商部は指摘した。1882年には略奪したのではなく伐木をしたもので、独島の名前が初めて使われたのは1904年というものだ。また太宗(テジョン)実録の「于山島」(ウサンド)に言及した部分については、「日本側の批判を受けた部分だ」として削除を要請した。