韓日外交葛藤に「釜山少女像」訪問者増える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.09 11:46
「少女像の隣の空いた椅子は慰安婦の魂を迎えるという意味と、日本の謝罪を受けるまでは国民の参加が必要だという2つの意味を込めている」。
7日午後、ハン・ウンジュ釜山ウリキョレハナテギ運動金井支部長が日本領事館の前に設置された少女像を訪れ、市民にこのように説明した。少女像の除幕式が行われた昨年12月31日後の最初の週末となる7日、ここを訪れた人々は200人を超えた。息子・娘とともにここを訪れたカン・ジンヒさん(36)は「少女像の除幕式の時に少女像を見に来たが、人が多くと近くで見ることができなかった」とし「静かな雰囲気の中で少女像の意味を子どもに説明するためにまた訪れた」と話した。
特に6日午前、少女像の周辺の横断幕12枚のうち4枚が毀損され、少女像を心配する市民の訪問が増えた。未来世代が建てる平和の少女像推進委員会(以下、少女像推進委)は横断幕2枚が毀損される場面の防犯カメラ映像を確保し、釜山東区警察署に捜査を依頼した状態だ。ある支部長は「少女像が撤去されて再設置されるなど浮沈があり、最近は横断幕までが毀損され、少女像が安全かどうか見にくる市民が増えた」とし「8日にも昨日ほど多くの市民が少女像を訪れている」と伝えた。