【社説】走る人工知能、這う「教育知能」=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.03.20 13:18
創造力と想像力がない「試験マシーン」ばかり量産する悪弊をなくすには教育ガバナンスを再編しなければならない。画一化されたトップダウン式政策を撤廃しボトムアップ式の開かれた政策で自律性と多様性を保障しなければならない。出発点は大学入試安定化だ。大学入試専従の独立機関を設置し政権ごとに変えられないよう法で明示する必要がある。政権ごとに大学入試を乱切りにする限り死んだ教室は絶対生き返らない。
ハサビスを排出した英国とグーグルの本拠地である米国を見てみよう。入試は自律で学校は創意性教育に没頭する。英国は2年前に主要20カ国(G20)で初めてソフトウェア教育を正規科目として義務化した。IT企業がマッチングファンドで支援し教師は学生の興味と動機を誘発するのに力を注ぐ。