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【社説】抑留米国人の釈放、朝米対話の触媒剤になることを

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.10 10:30
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北朝鮮が残っていた米国人の抑留者2人を先週末に電撃的に釈放した。1人が先月釈放されたのに続き、残りの2人も解放されることによって米朝間の懸案の1つだった抑留者問題が解消された。3人とも北朝鮮に入って「反共和国敵対行為」などの釈然としない理由で逮捕されて服役中もしくは裁判を待っていた状態だった。

この時点で北朝鮮が米国人の抑留者全員を電撃釈放した背景と意図については、さまざまな解釈が出てきている。北朝鮮の執権層を国際刑事裁判所(ICC)に回付する内容の強力な北朝鮮人権決議案が国連で発議されて来月、総会の表決を控えている。その負担から抜け出すための外交的ジェスチャーだという解釈が支配的だ。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて北京で開かれる米中首脳会談を狙った宥和策だという分析もある。残った抑留者釈放のために米国が出したカードがジェームズ・クラッパー国家情報長官(DNI)だったという点も北朝鮮の決定に影響を及ぼしたものと見られる。

 
クラッパー国家情報長官は、中央情報局(CIA)・国防情報局(DIA)・国家安保局(NSA)・連邦捜査局(FBI)など16の情報機関を総括する米国の「情報総責」だ。オバマ大統領に一日の情報報告をする彼が、大統領の特使として平壌(ピョンヤン)に向かったのだ。だからといって単純に抑留者の釈放任務だけをつとめたと見るのは難しい。ある種のメッセンジャーの役割を兼ねていたと見るのが常識に符合する。

米政府は抑留者の釈放が純粋な人権問題だと強調している。非核化の意志を行動で見せるまでは北朝鮮との交渉に応じないという従来の立場にも変化はないと明らかにしている。それでも今回の抑留者の釈放措置で米朝関係を遮ってきた障害の1つが除去されたことは事実だ。中間選挙の惨敗でレームダックの危機を迎えたオバマとしては、外交問題での「レガシー(業績)」が必要な状況だ。北朝鮮の核能力はますます高度化している。第2の高濃縮ウラン(HEU)工場が稼働段階に入ったという情報分析もある。いかなる形態でも米朝間の疎通が必要な時点だ。抑留者の釈放が朝米対話の触媒剤になることを期待する。

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