<韓国旅客船沈没>「他局が訂正報道出しても、KBSは全員救助の誤報続けた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.08 10:38
セウォル号惨事の国政調査特別委員会は7日、放送通信委員会と公営放送局のKBS(韓国放送公社)とMBC(文化放送)のセウォル号報道の問題点と今後の対策を追及した。与野党の議員は、セウォル号惨事当日のマスコミの報道形態を集中的に批判した。セヌリ党のユン・ジェオク議員は「KBSは当日午前10時47分に特報で『海軍、乗客全員を船舶から脱出させ救命装備投入し救助中』などと報道した」として「ほかの放送局が『全員救助』について訂正報道した後の11時26分にも全員救助の放送をしていた」と指摘した。
災害放送の主管社としてKBSが関連規則を破ったという指摘も相次いだ。禹元植(ウ・ウォンシク)新政治民主連合議員は「災害放送準則によれば、統計発表は公式発表を基準とするとなっている」とし、イ・ワンヨン議員(セヌリ党)も「英国のBBCは、政府発表前は一切報道するなという原則を持っている」としてKBS報道の乱脈ぶりを指摘した。