韓経:韓国初の小型航空会社売却へ…翼広げられない「空の上のタクシー」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.12 10:50
韓国で最も古い小型航空会社のコリアエクスプレスエアが収益性悪化に耐え切れず売りに出された。韓国の航空市場が大きくなり小型航空会社が雨後のたけのこのように生まれているが、供給過剰にともなう懸念の声は多い。
10日の航空業界によると、コリアエクスプレスエアは航空事業進出を進めているA社に買収の意向を打診したという。売却金額は100億ウォン(約10億円)前後だ。コリアエクスプレスエアは2005年に運送事業を始めた韓国初の小型航空会社だ。この会社はブラジルのエンブラエル製の50人乗り小型航空機で襄陽(ヤンヤン)~釜山(プサン)、襄陽~済州(チェジュ)路線を運航している。利用料金は1人当たり片道基準として襄陽~釜山が9万4000ウォン、襄陽~済州が9万9000ウォン(週末11万4000ウォン)だ。