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【コラム】回想2015:無力感、その声なき叫び=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.09 11:43
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80-90年代はまだ官僚に対する国民の信頼は厚かった。果川(クァチョン)庁舎に夜遅くまで明かりがついている姿を見て、国民は安心した。政界、さらに軍部勢力にまでも対抗して正論を展開する局長・課長が政府に多かったし、この人たちは壮烈に戦死するという言葉を口癖のように言った。しかし今の官僚世界は世宗市に幽閉されたと自嘲し、過剰政治化の世相を克服できず委縮している。官僚たちは5年単任政府が代わるたびに言われることだけをしながら見えないエラーを連発し、これを見る国民の傷心は深まる。

一方、国民は一部の非難がある中でも企業を大韓民国の経済国家代表と考え、企業を熱烈に応援してきた。しかし最近は財閥3世の経営に対する不安感が強まり、「富豪は3代続かない」ということわざと映画『ゴッドファーザー』の3世を思い出したりもする。1世の創業者のリスク負担、自己犠牲、高い創造力と愛国心を懐かしみ、今後3世、4世の経営者にも過去のような信頼を与えるべきかためらう。しかも新しい挑戦ではなく、免税店の認可を得ようとする彼らの姿を眺めながら、国民の無力感は深まるばかりだ。

 
無力感、これは見える人にだけ見え、聞こえる人にだけ聞こえる「声なき叫び」だ。どのように国民を声なき叫びから抜け出すようにするのか。もう我々の国家力量は飽和状態に達したのか。

答えは確実に我々の前にある。国政運営の基本枠を変え、国家指導力を回復させなければいけない。何よりも国会運営など政治・政策プロセスを改革して公共部門を一新し、巨大な談合的食物連鎖を構造改革することで生成と消滅が円滑な生態系を復元させるのが解答だ。

それでも世の中はそれほど絶望的なわけではない。世界を回ってみると、韓国は数少ない暮らしやすい国に属するということを感じることが多い。もう国民が否定的な心理から抜け出し、過剰な恐れを克服し、考えと覚悟を改めなければいけない。政治の季節である2016、2017年には、全国民が力を合わせて小さな砂利を抜き出し、壮烈に戦死する覚悟を固めた大きい岩を立てることで衰退した国家リーダーシップを復元することが、歴史的使命であることを銘記する必要がある。

鄭徳亀(チョン・ドック)北東アジア地域学術交流財団(NEAR)理事長


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