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漢江公園のゴミ事情…「良心欠如者たちの巣窟、ペットの糞尿までそのまま」=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.01 16:36
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午後に入ってからも清掃は続いた。清掃をしている所からわずか5メートルほど離れた場所で、大きな珍島(チンド)犬が用便をしていた。だが珍島犬の主人である70代の男性はわざと別の所を見るふりをして犬をそのまま引っ張って離れていった。「私たちが明らかに見ていても片づけずに行ってしまう。初めは『お願いします』と話をしていたが、かえって怒る。そのままあきらめて片づけるしかない」。ク氏はため息をついた。ペット犬の糞尿は漢江地区の清掃班長7人が最も嫌いなゴミの2位だ。1位は家から持ってきた残飯、3位はスープの残った食べ物だった。飲食物を公園の一般ごみ箱に捨てること自体が違法だ。続けてク氏はソウルの森のトイレに駆け付けた。市民が捨てた木製の箸で便器が詰まったのだ。ク氏とともにトイレを清掃していたイ・ボクイル氏は「箸やトリガラをなぜ便器に入れるのか分からない」と嘆いた。

どんな対策があるだろうか。環境美化員たちは、事実上放置されているゴミの投棄に対する取り締まりを強化するしかないと口をそろえた。金在成(キム・ジェソン)纛島地域班長は「ゴミをどこにでも捨てて行ったりビラまきしたりするのを、ほんの少し取り締まるだけでも連鎖効果があらわれてゴミの量が減るだろう」と話した。

 
もちろん人間がいる限り、ゴミが出るほかはない。だが自分が捨てたゴミで他人が苦痛を受けるならば自分自身の良心まで共に捨てることになるのではないか。ク氏の清掃の仕事を見守っている間じゅう、複雑な思いで気が重かった。


漢江公園のゴミ事情…「良心欠如者たちの巣窟、ペットの糞䆔までそのまま」=韓国(1)

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