주요 기사 바로가기

【中央時評】 米国を見直す(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.02 17:21
0
アリステア・クック(Alistair Cooke)は英BBCの伝説だ。 BBCの米国特派員だったクックは58年間、BBCラジオで「米国から来た手紙」(Letter from America)という特派員リポートコーナーを担当し、最長寿ラジオショー記録を残した。 96歳の2004年3月2日にマイクを置いて、3月30日に亡くなった。 クックが残した言葉を思い出す。

「私は60年間、英国人に『米国にはカウボーイだけがいるのではない』という一言を説得するのに苦労した」。

 
逆に言えば、英国人は「米国にはカウボーイだけが住んでいる」と錯覚しているという指摘だ。 常識的に英国人ほど米国をよく知っている国民がいるだろうか。 英国から渡った人たちが築いた米国だ。 クックが「苦労した」という言葉を残して死去したことを考えると、60年間叫んでも説得できなかったようだ。

英国人がこの程度なのに、果たして韓国人はどれほど米国を知っているだろうか。 問題は多くの韓国人が米国をよく理解していると錯覚している点だ。 米国を見る韓国人の見解に隔たりが生じ、その結果、韓国社会が「米国をどう見るか」によって分裂し、その溝がますます深まりつつある。 知らないのに知っていると錯覚すれば、偏見と我執に陥る。

BSE(牛海綿状脳症)波紋にはこうした米国観の二極化が隠れている。 BSE波紋は米国観の二極化を深めている。 これはBSEという疫学や科学の領域を越えて、政治と心理の問題だ。

米国牛肉の輸入は外交通商分野の高官が主導したと言っても過言でない。 米国のブッシュ大統領は新自由主義哲学に基づき、自由貿易協定(FTA)を進めることを望んだ。 中南米の小さな国とのFTAに満足しなかった。 それで注目した国が韓国と日本だ。 外交通商部門の官僚は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領にFTAの不可避性を説得した。 どうせするのなら日本よりも先にするのが有利かもしれない。 盧武鉉はFTAを決心し、米国は牛肉問題を別途のテーブルにのせた。


【中央時評】 米国を見直す(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP