イージス艦搭載用SM-2ミサイル…米国から48機購買へ

イージス艦搭載用SM-2ミサイル…米国から48機購買へ

2006年07月04日16時06分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国政府が2008年戦力化予定の7650トン級KDX-Ⅲ(韓国型第3世代駆逐艦)イージス艦に最大射程距離167キロのSM-2ブロックⅢB(以下ブロックⅢB)艦対空ミサイルを搭載することにし、米国に同ミサイル48機を注文した。 米国防総省はこれを販売することにし、先月26日、国防安保協力局(DSCA)を経て議会に承認を要請した。 ブロックⅢBミサイル48機と発射システム、装備などの購買価格は1億1100万ドルにのぼると、DSCAは明らかにした。

  ◆米国は積極支援方針=米国防総省は「韓国は東アジア・太平洋地域で米国の核心友邦」とし、「同盟国の自主国防能力強化を支援するのは米国の利益のためにも重要なことだ」と強調した。 さらに「韓国はすでにブロックⅢAを使っているため、ブロックⅢBを戦闘システムとして活用するのに全く問題はない」と述べた。 ブロックⅢBは、敵の航空機を追跡・撃墜するブロックⅢAに、音速以下速度の巡航ミサイルを迎撃できる能力が加わったミサイル。

  ◆韓国、弾道ミサイル迎撃能力は確保できず=韓国が購入を要請したブロックⅢBは、敵の航空機を追跡・迎撃、イージス艦を防御する用途に使用する。 しかし韓国は当初、射程距離が190-370キロ、音速で飛ぶ弾道ミサイルを追跡して迎撃できるブロックⅣミサイルの購入を検討した。 ブロックⅣは艦隊と地域の防御まで可能な対空ミサイルだが、米国側が北朝鮮などの弾道ミサイル迎撃に向けたミサイル防衛(MD)システム構築に集中するため開発を中止した。

  ◆日本はMD参加で迎撃能力確保中=現在、韓国は過度な費用負担と周辺安保環境を考慮しなければならないという理由で、米国のMDに参加していない。 半面、日本はMDに積極的に参加し、現在、海上自衛隊が保有している「こんごう級」(7250トン)イージス艦4隻のシステムを弾道ミサイル迎撃が可能な水準にアップグレードしている。 2007年に戦力化する次世代「あたご級」(7700トン)イージス艦は、当初からMDに合わせてレーダーと武器システムを構築しているという。 これを受け、今後、日本のイージス艦は北朝鮮などの弾道ミサイルの追跡・迎撃が可能になる半面、MDに参加しない韓国はこの能力を確保するのが難しくなった。 日本は自衛範囲を超えるという理由でイージス艦に攻撃用武器の巡航ミサイルを搭載していない。 一方、韓国イージス艦は32機の巡航ミサイルを備える予定であり、日本よりも優位に立つ見通しだ。
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