グーグルとアップル、相互に特許訴訟撤回で合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.19 08:56
アップルとグーグルがスマートフォン特許と関連して相互に提起されたすべての特許紛争を撤回することで合意した。
ウォールストリートジャーナルなど外信が18日に報じたところによると、アップルとグーグルは17日に共同声明を発表し、「現在両社間に直接的に存在するすべての訴訟を取り下げることで合意した」と明らかにした。
アップルとグーグルの特許紛争はアップルと訴訟を行ったモトローラをグーグルが2012年に買収して本格的に始まった。
モトローラは第3世代(3G)ネットワーク駆動と関連した自社特許をアップルが侵害したとし2010年にアップルを相手に初めて訴訟を提起し、アップルも真っ向から対応して米国と欧州で20件余りの訴訟を進行中だ。
しかし双方は今回の合意にそれぞれが保有する特許権に対する実施権を相互に付与するクロスライセンスは含まないと付け加えた。また、アップルの広報担当は今回の合意がサムスンを相手にしたアップルの訴訟には影響を与えないと話した。
これに対し海外のIT専門家らは、アップルがこれ以上モトローラを競争相手と見ていないことを意味すると分析した。合わせてアップルはサムスンとの特許戦争にさらに焦点を合わせていく戦略を見せるだろうと解釈した。