【グローバルアイ】「美智子」から「雅子」へ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.17 07:09
「MICHIKO LONDON」は1980年代、韓国でかなり人気のある衣料ブランドだった。「服をちょっと着こなしている」と自負している友人なら一つは持っている「マストアイテム」だった。ところが誰かから「日本の皇后の名前が刻まれた服の何がいいのか」と剣突を食らわされてからはなぜか「着てはいけない服」になってしまった。
海外ブランドの服を着ることだけでも後ろ指を差された時代だったが、「民族の怨しゅう(?)」の名前が刻まれた服を着るというのはありえないことだった。何かを知っていてそうだったわけでもなく、その時は雰囲気がそうだった。そのブランドが「MICHIKO KOSHINO」という有名デザイナーの名前から取ってきたものだということ知ったのはそれからかなり後のことだった。美智子皇后とは関連がないのはもちろんだ。
明仁天皇在任中、美智子皇后の存在はかなり大きかった。2人の夫妻が平和を尊重して戦争に反対する声を上げてきたのはカトリック学校を卒業した美智子皇后の影響だったという。