韓国新世界グループ、ベトナムに2億ドル投資…ロッテに挑戦(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.08 15:56
もちろん韓国製商品の絶対的な比重は高くない。二つの大型スーパーの韓国製商品の比率はイーマートが約10%、ロッテマートは5%ラインだ。国産品の愛用を強調する雰囲気を受け、二社とも現地政府や市民団体の顔色を伺わなければならない。
二つのスーパーがベトナム商品を韓国内に持ち込むのも同じ脈絡だ。イーマートは8日の発表で「ベトナムで生産した衣類・おもちゃなど非食品中心の輸入品目を果物・水産物など食品類まで拡大する」と明らかにした。ロッテマートはこれまで毎年ベトナム産の食料品などを「ベトナムウィーク」イベントで紹介してきた。
法人長の面々も二社のアプローチ法を見せる良いポイントだ。イーマートベトナム法人トップのチェ・グァンホ氏はイーマート広報チーム長出身で、「韓国イーマート」の精神と感性経営を伝播する人物でもある。会員カードには「韓国1位マート」というコピーが記されていた。現地大型スーパーとしては異例のイーマート・ゴーバップ店にスターバックスが入店したのも同じ脈絡だ。