ホワイトハウス「非核化、リビア式ではなくトランプ式でいく」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.17 06:49
非核化の道に順調に入るかのようだった北朝鮮が16日、米国にリビア式の一方的核廃棄の強要は受け入れられないと反発し、韓国には韓米合同軍事演習を問題にした。ホワイトハウスはこれについて「リビア式モデルは使っていない」というメッセージを北朝鮮に出した。
これに先立ち、北朝鮮外務相の金桂冠(キム・ケグァン)第1外務次官はこの日の談話で、「トランプ政権が一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、近づく朝米首脳会談(米朝首脳会談)に応じるかどうか再考慮するほかない」と明らかにした。金第1外務次官による個人名義の談話は非常に異例だ。金第1外務次官は具体的にジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の発言を問題にした。「先に核放棄、後に補償」方式などのリビア式の核放棄、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」、核・ミサイルだけではなく生化学武器の完全廃棄など、ボルトン補佐官が明らかにした立場を一つ一つ列挙して非難した。