【コラム】第4次産業革命、大跳躍の契機にするには=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.06 13:03
ハリーポッターシリーズでハリーが乗るほうき「ファイアボルト」は10秒後に時速240キロメートルのスピードを出し自由自在に離着陸する。小説の中の魔法だが、いつか個人用航空機形態でわれわれの前に現実化されないだろうか? モノのインターネット(IoT)、人工知能、ロボット、ビッグデータなど第4次産業革命を先導する科学技術の急速な発展速度を見ると映画や空想漫画が描く未来の姿は遠くない時代に現実化されるだろう。
第4次産業革命の波が荒々しく押し寄せる。国土交通分野も例外ではない。自動運転車をはじめとし、居住者の感情を認識して反応するスマートホーム、自ら障害要因を判断し復旧する道路・橋梁など多くのインフラ領域に第4次産業革命を主導する核心技術が急速に結びつけられるだろう。これまでのインフラ投資が量的インフラ拡充に重点を置いたとすれば、これからは第4次産業革命の巨大な流れに応じて目的と価値、方式に対するパラダイムの革新が必要だ。