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【時視各角】大統領様、こんな天下りは取り下げて下さい=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.09 16:18
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2010年に鳩山首相は81才の稲盛和夫京セラ名誉会長にJALの手術を任せた。首相が直接京都に飛んで行って頭を下げて迎えた。当時JALは1兆ウォンを超える赤字で上場まで廃止され破たんする運命だった。やむをえず救援投手として出てきた稲盛氏は「一銭の報酬も受け取らない」として「刀を持ったら果敢に切る」と宣言した。その頃のJALは労組天国だった。複数の貴族労組が8つも荒れ狂い官僚出身の天下り経営陣を手にして遊んでいた。稲盛氏は操縦士労組の退職年金から30%も削ったし社員1万人を解雇して、事業所の30%を閉鎖した。

稲盛氏に聖域はなかった。JALの悪性腫瘍である国内外の赤字路線45本をなくしてしまった。それまで田舎の路線は地方区議員の圧力で閉鎖できなかった。だが稲盛氏の刃の使い方に間違って挑めば自身の政治生命まで終わるかもしれないと、どの政治家も飛びかかることができなかった。稲盛氏は約束どおり3年でJALを黒字に変えて10兆ウォンの優良企業として株式を再上場させた。「正面から問題の本質と向き合えば必ず道が開けた」。彼がJALを離れながら残した素晴らしい離別の辞だ。

 
土光氏も稲盛氏も天下り人事だ。専門経営者出身の土光氏は行政が分からなかった。移動通信とセラミックの専門家である稲盛氏も航空には門外漢だった。それでも彼らは構造調整を立派に成功させた。結局、構造調整もお金より重要なのは人だ。朴大統領もこのような「良い天下り」を探して三顧の礼をすれば良い。それが貴族労組に苦痛を分担させて国民の怒りをしずめる近道だ。サッカーのヒディンク監督のように海外専門家の輸血も方法だ。今、英国・イスラエルでは中央銀行総裁までも「良い天下り」を輸入している時代だ。これまで青瓦台(チョンワデ、大統領府)も、朴大統領が英語・フランス語・中国語・スペイン語までうまいと自慢していたではないか…。

イ・チョルホ論説室長


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