<インド首相インタビュー>「高速成長した韓国、東方の灯」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.23 18:08
インド首相のマンモハン・シン博士(80)は祖国をゾウに例えた。 大陸的な大きさの領土と中国に匹敵する人口(12億人)、インダス文明の霊魂が宿るこの国は、永い眠りに入っていた。 国民の生活の質という側面で、眠るゾウを目覚めさせたのはシン首相だった。 19日、静かな英国式庭園があるニューデリーの首相官邸で会ったシン首相は、 「インドはゾウのようだ。 最初の動きはのろいが、一度動き出せば誰にも止められない」と語った。
社会主義的な自主経済に固執したインドは、シン博士が財務長官に就任した1991年、市場開放と競争力強化に国家路線の大転換を図った。 シン博士が首相になった2004年から「人間の顔をした経済改革」が進んだ。 インド経済の最近10年間の年平均成長率6%は、この国が中国に続いて世界最大の成長国であることを見せている。 核安全保障サミット出席のため24日に訪韓するシン首相に中央日報がインタビューを要請したのは、世界2番目の成長国家を率いるシン首相のリーダーシップに注目したからだ。