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【中央時評】AIIB構想、韓国も積極的に参加すべき(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.10 09:50
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米国の金融覇権に対する挑戦だという世間の解釈に関しても不満だ。中国はほかのアジア諸国とともに繁栄の道に進むためには、東南アジア・中国・中央アジア、そして中東と欧州を連結する鉄道・道路網などインフラ構築が至急だと判断し、その脈絡で習近平主席も陸上と海上で新しいシルクロードを同時に推進するという「一帯一路」構想を出したということだ。しかしこれらの事業に必要な莫大な投資費用を中国1人では耐えられないのでAIIB設立提案をしたという話だ。

実は2010~2020年の期間中、アジア地域のインフラ事業投資に8兆ドルの資金が必要とされることを勘案すればADBだけでは力不足だ。1年に運用可能な全体資金は100億ドルに過ぎないためだ。そうした点でインフラ建設を専門的に推進するAIIBのスタートは極めて当然に見える。

 
またAIIBは、WBやADBと相互補完的な性格の機構だといえる。それでキム・ヨンWB総裁がこの構想を歓迎しながら「政治的に解釈してはいけない」という立場を表明したのだ。韓国政府もよりおおらかになる必要がある。米中間の軍事的競争ならば分からないが、経済開発とインフラ建設という公共財の調達の場合、両国間の競争はむしろ推奨できるものであり、双方と協力していく『ウィン・ウィン』の姿勢が望ましいことではないだろうか。軍事同盟と開発協力を連係させるのは、もしかしたら時代の流れに逆行する原因なのかもしれない。

今日(10日)、朴槿恵(パク・クネ)大統領が習近平主席と首脳会談を行う。サード(高高度ミサイル防衛体系・THAAD)の配置、北核問題や6カ国協議、南北関係悪化などで状況が思わしくないこの時点に開かれる会談だ。韓国の国益を冷静に落ち着いて検討した後、習主席が要求するAIIB参加問題について賢明な答えを出すことを期待したい。

文正仁(ムン・ジョンイン)延世(ヨンセ)大学教授(政治外交学)


【中央時評】AIIB構想、韓国も積極的に参加すべき(1)

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