【中央時評】AIIB構想、韓国も積極的に参加すべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.10 09:50
10月24日、中国北京では21カ国が参加する「アジアインフラストラクチャー投資銀行(AIIB)」設立のための了解覚書(MOU)署名式が開かれた。アジア地域の道路・鉄道などのインフラ開発のための投資財源を調達するという目的で中国政府が提案したこの銀行は、初期資本金500億ドルを中国が出資し、今後1000億ドルまで資本金規模を拡大する計画だ。米国と日本が主導する世界銀行(WB)・アジア開発銀行(ADB)とともにAIIBはアジア開発途上国の経済発展に貢献するものと期待されている。
しかし中国政府の格別の外交的努力にもかかわらず、AIIBはスタート初期から限界を見せている。米国・日本・韓国・豪州など資本出資が可能な供与国は参加しなかった一方、恩恵国がMOU締結の主軸を成しているためだ。