【時論】韓国の集団トラウマ、何とかして防がなければ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.21 16:53
生存者が発見されるよう願う希望は、絶対にあきらめられない。しかし今のようにすべてのメディアがこの事件にだけ固執して中継放送を続ければ、結局は国民皆が集団トラウマに陥る恐れがある。特に先を争うように被害者や家族をインタビューをする形態は変えなければならない。共同決議をして、そのほか部分で善意の競争をすべきだ。
3つ目、皆が言葉に注意を払うべきだ。事故が発生すれば、犠牲の羊を探す集団心理が作動する。生半可な非難や単発性の怒りは、国民を集団ヒステリー状態に陥れる可能性がある。事故の責任の所在は冷静に捜査結果を待ってみよう。SNSに個人の見解を載せることも慎重にしよう。確実な事実でなければ口を閉じよう。それが別の被害者を防ぐことになる。