【コラム】バブルだらけの韓国政治家の言葉(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.27 14:51
広告がみんなを「教えようとする」という印象を受けたことがあるだろうか。私はよくある。製品と特に関係がない陳腐な言葉のために腹が立つことがある。「とにかくやってしまえ(Just Do It)?」。いったい何をしろということなのか。「決して探険をやめるな(Never Stop Exploring)」は立派な忠告なのかもしれないが、なぜその高いジャケットが必要なのかについては説明がない。
広告が意図することは、良い感じを呼び起こした後、その感じを製品やブランドに結びつけることだ。あいまいだが感情を刺激する言葉が、「このジャケットを買ってみてほしい。十分に価値があります」というよりもはるかに効果的であるのも事実だ。悲しいことだが、間違いない。
広告のためにジャケットを買っても買わなくても、影響はそれほど大きくない。問題は、広告戦略を政治に応用するケースだ。地方選挙が近づいている。掲示板は「希望」「疎通」など、あらゆることを約束するポスターがあふれている。“ワンダフル”だが、意味があいまいな言葉だ。市・区・洞…。さらに国を誰が運営するかという問題は、ジャケットの購買よりはるかに重要だ。それでも政治を売る人たちは非常に似た戦術を駆使している。