「北、急変事態時には脱北者最大200万」合同参謀、国会に報告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.07 13:52
北朝鮮で政権交代やクーデターなどの急変事態が発生した場合、脱北者が最大200万人まで生じるものと予想されると合同参謀本部が明らかにした。合同参謀は6日、国会の外交・統一・安保分野対政府質問を控え、ハンナラ党尹相炫(ユン・サンヒョン)議員に提出した報告で「急変事態時、北朝鮮が北朝鮮脱出を積極的に抑制した場合、脱出人員が10万人、統制力を喪失した場合、180万~200万人にのぼるだろう」と述べた。合同参謀は北朝鮮脱出経路について「地上・海上はもちろん空中の北朝鮮脱出も予想される」とし「これに備えた計画を樹立した」と報告した。尹議員は「韓国軍が北脱出者たちをひとまず収容所に送った後、特殊工作員などの偽装北脱出者を選り分けるなどの措置を骨子とした対策を立てた」と述べた。
これについて金泰栄(キム・テヨン)国防部長官はこの日、国会答弁で、北朝鮮の急変事態に備えるための韓米間「概念計画5029」に対し「概念計画段階を超えて発展している」と述べた。過去の政府では主権侵害などを理由に概念計画5029の発展にまったをかけていた。