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「金総書記、8月15日ごろ脳卒中で倒れて手術」

2008.09.11 07:59
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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が先月15日ごろ脳卒中(脳出血)で倒れ、手術を受けたと政府高官が10日、確認した。

この高官は「金委員長が8月15日ごろ倒れた」とし「全世界から複数の医師が北朝鮮入りした」と伝えた。また「脳の手術だったことから回復の具合を把握するのが容易ではなかったが、金委員長の容体が好転しつつあるとみられる」と説明した。この高官は「中国人医師の場合、現在(北朝鮮に)滞在しながら金委員長の容体をチェックしている」とした。

 
これに関し、国家情報院(国情院)は同午後、非公開で開かれた国会情報委員会で、金委員長が8月14日以降に循環器系統に異常が発生、外国医療陣から手術を受けており、現在は好転した状態だと報告した。

金成浩(キム・ソンホ)国情院長は金委員長の具体的な病名については「脳卒中または脳溢血(脳出血)とみられるが、特定は難しい」と述べたという。国情院側は特に金委員長の容体について「外を歩けるほどではないものの意識があり、言語機能に障害はない」とし「北朝鮮国内は動揺なく統制がとれており、権力空白状態でもない」と説明した。

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