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韓国統一部、「ウィメンクロスDMZ」を条件付き承認

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.15 15:29
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韓国政府が国際女性指導者の非武装地帯(DMZ)縦断行事「ウィメンクロスDMZ」(Women Cross DMZ=WCD)行事を承認した。ただ、WCDが提示した「板門店(パンムンジョム)を通じたDMZ縦断」は難しいという立場を維持し、「京義(キョンウィ)線陸路を利用することを勧告する」と明らかにした。

WCD議長の女性運動家グロリア・スタイネムさん(81)は先月、中央日報側と米ニューヨークWCD本部で会い、「韓半島(朝鮮半島)の平和を念願するという意味で板門店を通じた縦断を望む」と明らかにした。現在のところWCD側が京義線陸路通行を受け入れるかどうか確認されていない。

 
WCD側は14日、「北側の政府は行事の承認をしたが、南側の統一部が承認していない」とし「協力をお願いしたい」という立場を中央日報側に知らせてきた。

しかし韓国政府は板門店を通じた徒歩縦断は国連軍司令部(UNC)と協議する必要があり、検疫および南北出入手続きが複雑であるため否定的だ。統一部の当局者は匿名を前提に、「板門店は停戦体制を管理する地域であるため出入り通路として不適切」とし「南北間の通行手続きがすでに合意している京義線の陸路利用が適切だ」と述べた。停戦体制の管理を担当するUNCも板門店を通じた縦断に否定的な見解を表明したという。

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