<ピープル>韓国料理大好きの日本人、日本人向け韓国料理書を出版

<ピープル>韓国料理大好きの日本人、日本人向け韓国料理書を出版

2007年01月08日15時39分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  8年前に初めてソウルを訪れて以来韓国料理の魅力に落ち、自他共に許す「KFC(コリアンフード・コラムニスト)」で通じるようになった日本人青年が最近、日本で韓国料理を紹介する本を出版した。

  ソウル入りした同氏に電話をかけると「ヨボセヨ(もしもし)、KFCイムニダ(です)」と上手な韓国語で答える。韓国人だと錯覚するほど韓国語の発音が正確だ。「韓国料理には人が多いですね。作る人がおり、テーブルを囲んで食べる人がいます。食事をする間に対話が交わされます。活気あふれる食卓ですね。それが私を魅了しました」。

  今年31歳の八田靖史。同氏が半月前に出版した著書は『魅力探求!韓国料理』(小学館、1575円)。ページをめくって見ると「知っているようで知らない韓国の本物の食ぜん」から始まる。テンジャン(味噌)鍋が韓国料理のポイントで、おかずのキムチとナムルは食ぜんに欠かせない、と紹介している。韓国の食ぜんの実像を詳しく把握した部分だ。とりわけ、みんなが同じ鍋で一緒に食べる「チゲ(鍋料理)の文化」について拒否感がないのか尋ねてみた。

  「人と人の親近感を感じられる文化です。実は私も最初は慣れず、チゲの鍋にスプーンを入れることができませんでした。だが食事を一緒にする人と親しくなると、できるようになりました。それを通じて『一つ』になる一体感を味わうことができました。韓国で食ぜんを囲んだ人との距離が非常に近いと感じられるのもそのためだと思います」。

  99年のソウル訪問は東京学芸大学・アジア研究学科の卒業論文(主題は「韓国料理は何故真っ赤か?」)を準備するためだった。トウガラシが日本から韓国に入ったのに、なぜ韓国料理だけが真っ赤か、と不思議に思えた模様だ。大学3年を終えてソウル入りし1年3カ月間、韓国語を学んでから日本へ帰った。

  当時は、真っ赤なトウガラシが悪鬼を追い払うという巫俗信仰の概念と陰陽五行説の側面から結論付けたが、満足できる結果ではなかったという。その時から韓国料理に夢中になり、01年には韓国料理をテーマにしたメールマガジン「コリアうめ~や!!」を作ったり同名サイト(www.koparis.com/~hatta)を設け、雑誌・新聞などにも投稿した。

  02年からは主題を韓国地方料理に拡大し、韓国の各地を回り体験記を紹介したりもした。「個人的にはソルロンタン(牛肉のスープ)が一番好きです。留学時代はお酒やカラオケの後、カムジャタン(ジャガイモとブタの骨を煮込んだスープ)が大好きでしたが、最近は変わりましたね。日本には肉汁を使った料理が非常に少ないんですが、韓国で肉汁の味に目ざめたのが不思議に思えます」。

  話が終わった後、ソルロンタン、コムタンスープ、カルビスープ、鶏肉コムタンスープ、ユッケジャンなど自身が味わった肉汁料理の写真を並べた「汁料理図鑑」を見せてくれた。『魅力探求!韓国料理』では韓国人も行ったことのない地方まで回り調べた地方料理を紹介している。また『宮廷女官チャングムの誓い』を通じて日本に伝えられた宮中料理の体験記など詳しい韓国料理情報もある。
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