<セウォル号>引き揚げコスト最低1000億ウォン…露の原子力潜水艦揚げた外国企業が入札準備(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.23 11:23
9月からは現場作業が始まる。各種の引き揚げ装備を珍島(チンド)近海に移し、孟骨(メンゴル)水道の海上に作業基地が設置される。船体に残っている油の除去もこの時に行われる。セウォル号に穴をあけて100人に近い潜水士が鉄線をつなぐ本格的な水中作業は6カ月以上必要とされる。水温が下がる11月~来年2月は潜水が難しいため本格的な引き揚げ作業は来年春にする可能性もある。
政府は天気が良好ならセウォル号を引き揚げるのに1年で費用は1000億ウォン程度になると予想した。しかし気象条件が悪かったり引き揚げ過程で問題が生じたりすれば期間は1年6カ月、費用は1500億ウォンに増える見通しだ。引き揚げ過程で深刻な技術的問題が出てくれば2000億ウォンまで上がる恐れもある。