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<カンヌ国際映画祭>韓国映画『その後』、全席完売・スタンディングオベーション4分(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.25 10:18
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「愛する人と一緒にいながらより多くのインスピレーションをもらっている」。恋人でもある女優のキム・ミニと作った4作目の映画『その後(The Day After)』でカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に進出したホン・サンス(57)監督の言葉だ。『その後』が初めて公式に上映された22日(現地時間)、カンヌのリュミエール大劇場の約2000席は即座に満席になった。

『その後』は不倫中の出版社社長ボンワン(クォン・ヘヒョ扮)と3人の女性のハプニングを描いた約92分のモノクロ映画だ。

 
ボンワンは「自分の人生」を生きたいと思っているが、責任は取ろうとしない。ホン・サンス映画では珍しく、同作には抱擁以上の愛情シーンが登場しない。その代わりに「ホン・サンス流ロマンス」の正攻法を復活させている。

特別なテクニックなどは使わず、行き来するセリフだけで相手との緊張感を高めるロングテークのシーンが絶妙だった。劇中で夫婦を演じたクォン・ヘヒョと女優チョ・ユニは実際でも夫婦だ。ボンワンが自分の出版社で働いている愛人(キム・セビョク扮)に「美しい」というセリフを乱発したり、ボンワンの浮気相手を誤解した妻がお門違いのスタッフ(キム・ミニ扮)に暴力を振るったりするなどの場面では、客席から笑いが漏れた。

上映終了後には、ハリウッド女優のティルダ・スウィントンがホン監督に向かって明るい笑顔で拍手する姿がキャッチされた。受賞の可能性を占うことができるスタンディングオベーション(起立拍手)は4分間続いた。コンペ部門進出作として先に上映されたポン・ジュノ監督の『オクジャ(Okja)』も4分だった。2004年第57回カンヌ映画祭審査委員大賞を受賞したパク・チャヌク監督の『オールドボーイ』のときの10分に比べると短いほうだ。

映画に対する現地の評価は分かれている。「ホン・サンス映画の定石がうまく生かされている」と米芸能誌『ハリウッドリポーター』は好評したが、一方では「ある境地をうかがい知ることは難しい」(バラエティー)と物足りなさをにじませる評価も共存する。カンヌ国際映画祭公式デイリーを発刊している『スクリーンインターナショナル』は「昨年『お嬢さん』でカンヌを訪れたキム・ミニにはもちろん目がいくが、ホン・サンス映画を長く見てきた鋭敏な観客には今回の物語がやや散漫でつじつまがあわなく感じられるだろう」と評した。『オクジャ』に星5つの満点を付けた英国日刊紙『ガーディアン』は『その後』には星3つを付けた。


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    2017.05.25 10:18
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    映画『その後』試写会に参加した女優キム・ミニ(左)とホン・サンス監督。
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