【旅行】アマチュア写真家なら3月には必ず行きたい韓国・安山の豊島
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.03 14:23
京畿道安山(キョンギド・アンサン)大阜島(テブド)の前にある小さな島、豊島(プンド)。アマチュア写真作家には「3月に必ず行くべき場所」の一つに挙げられている。豊島ハクサンイチゲのためだ。豊島ハクサンイチゲは福寿草や梅とともに春を知らせるメッセンジャーだ。辺山(ピョンサン)ハクサンイチゲと似ているが、2009年に別種であることが確認されて「豊島ハクサンイチゲ」という名称を獲得した。豊島漁村体験プログラムを運営するミン・ヒョンシクさんは「今週末(3月3~5日)に花が開き始め、3月中旬にピークを迎えると思う」とした。
豊島はその名前とは違い、農地が少なく干潟もなく、その上海産物も豊かではない。当初、楓が多いということで楓島(プンド)と呼ばれたが、日清戦争で勝った日本が自分たちに馴染みやすいようにと豊島に変えてしまった。豊島ハクサンイチゲが外部に知られるようになってからは島の風景は一変した。春になれば豊島ハクサンイチゲをはじめ、福寿草やユキワリソウ、マルミノウルシなどを探しに人々が集まる。野生花の島として名声を得て、釣り師が集まり、リュックサックを背負ったバックパッカー(Backpacker)も訪れるようになった。