天安艦爆沈から1年、北核に圧力かけた中ロが北朝鮮支持に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.24 08:27
天安(チョンアン)艦爆沈は北東アジアの政治地図を変えた。北朝鮮の核問題で圧力をかけていた中国・ロシアが北朝鮮支持に転じ、韓日米-朝中(露)という冷戦時代の対立構図が形成された。
韓国は多国籍調査団の科学的調査を通して真犯人(北朝鮮)を明らかにし、国連安保理で対北朝鮮制裁を推進した。韓国の冷静な対応を高く評価した米国は「先に南北関係の改善、後に6カ国協議」という原則に合意し、韓国は対北朝鮮政策で初めて主導権を握った。
しかし韓国は安保理で中国の壁を越えることができなかった。微温的な議長声明にとどまった。さらに1年が経っても北朝鮮の謝罪を引き出せずにいる。92年の国交正常化以来18年間発展してきた対中関係が天安艦事件で停滞したのは痛手だ。