<平昌五輪>李舜臣将軍は却下で自由の女神像はOK? 日本の顔色うかがうIOC

<平昌五輪>李舜臣将軍は却下で自由の女神像はOK? 日本の顔色うかがうIOC

2018年02月09日07時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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「自由の女神像」が描かれた米国女子アイスホッケー代表チームGKのニコール・ヘンズリーのマスク。
  韓国男子アイスホッケー代表チームのマット・ダルトン(DALTON Matt、32、韓国名ハン・ラソン)のマスク(ヘルメット)には忠武公李舜臣(チュンムゴン/イ・スンシン)将軍が描かれている。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)がこの絵を「政治的」と判断したためオリンピックで使うことはできない。ダルトンは李舜臣将軍の絵をテープなどで隠して試合に出場する考えだ。

  IOCは選手の「政治的表現(political statement)」に敏感に反応する。オリンピック憲章第50条3項には「オリンピック関連施設やオリンピック競技が開かれる場所では、政治的・宗教的・人種差別的デモや宣伝活動を禁ずる」と明記されている。

  大韓アイスホッケー協会によると、IOCは「韓国だけではなく、すべての国に同じ規定が適用され、米国の自由の女神像の絵も政治的なので規定違反」と説明した。

  しかし、7日のトレーニングで米国女子アイスホッケーのGKは自由の女神像の絵が描かれたマスクを使用した。米国関係者は「我々GKのマスクが問題になるという話は聞いたことがなく、自由の女神像は米国人の『自由精神』を象徴する。全く政治的ではない」と主張した。

  自由の女神像はフランスが1886年に米国独立100周年を記念してプレゼントした。政治的な意味があるともみることができる。李舜臣将軍も同じだ。韓国人の臨戦無退精神の象徴だが、日本との歴史的・政治的関係がからまっていたりもする。

  以前もIOCの規定には一貫性がないという批判があった。2012年ロンドン五輪で日本体操代表チームが軍国主義を象徴する旭日旗がデザインされたユニホームを着たが制裁がなかった。反面、韓国サッカー代表の朴種佑(パク・ジョンウ)が日本を破って銅メダルを獲得した後、「独島(ドクト、日本名・竹島)は我々の土地」というプラカードを持つパフォーマンスをすると、「メダル剥奪」まで検討するほど敏感に反応した。

  あるアイスホッケー界関係者は「今回の決定は日本の顔色をうかがうIOCが規定解釈に二重規範を押し込んでいるのではないか」と語った。
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