韓経:30年先を眺める日本「ノーベル賞ハブ」、基礎科学公約がない韓国大統領候補
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.25 10:01
埼玉県和光市にある理化学研究所。「理研(RIKEN)」として広く知られるここは、2001年以降、米国に次いで2番目に多くのノーベル科学賞受賞者を輩出した日本の代表的な基礎科学研究所だ。中間子理論で日本人で初めてノーベル科学賞を受賞した湯川秀樹も理研出身だ。
1917年に設立された理研は今年、創立100周年を迎えた。ここで42年間にわたり研究活動をしている神谷勇治名誉研究員は「理研では結果が30年後に出ると考えて取り組む研究が少なくない」とし「研究者も『高校教科書に掲載される研究』を目標にする」と話した。昨年ここの研究陣が発見した113番目の元素を「ニホニウム(Nh)」と命名し、世界的に注目されたが、この研究も20年以上かかった。