<外交が力だ>(3)ソフト外交専門家を育てよう…ワシントンを動かす公共外交予算…韓日間で差(上)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.14 10:42
世界は今、外交戦争中だ。旧韓末の救国外交と臨時政府の抗日外交に続き、韓国と日本の外交戦争はさらに複雑で激しくなっている。その戦いに勝ってこそ国益を守ることができる。現代外交戦場では公共外交(Public Diplomacy)が新しい武器に浮上している。軍事力や経済力など「ハードパワー」の影響力に限界を感じた主要国は、相手の国民の心を動かす公共外交を強化し、「ソフトパワー」競争をしている。米国は元タイム誌編集長のリチャード・ステンゲル氏を公共外交次官とするほどだ。
米国を対象にした公共外交投資で、韓国は日本と比較にならない。2015年予算基準で米シンクタンクおよび研究所に対して韓国政府が直接投資する金額は0ウォンだ。日本の場合、政府の直接支援額は700億ウォン(約74億円)。政府傘下機関と民間財団をすべて合わせても日本の支援額(906億ウォン)は韓国(37億5000万ウォン)の24倍にのぼる。両国の国内総生産(GDP)格差は3.4倍だ。