ソウル・仁寺洞は伝統茶の聖域、静かな伝統茶店が健在(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.05.18 13:19
近くの伝統茶店「チデバン」では米国人のマイケル・マイヤーズさんに会った。自分でデザインした改良韓服を着てここを訪れたマイヤーズさんは韓国茶礼賛論者だ。韓国に来て30年近くになる彼は、「ニューヨークに住んでいた時もコーヒーよりお茶を好んで飲んでいた。韓国的な粋と味を楽しめる伝統茶は韓国生活の友になって久しい」と話した。
オープンして30年になるというこの店の主顧客層は30~40代の会社員だ。茶道会をする大学生が時折訪れたりもする。緑茶を注文するお客はそれほど多くなく、ナツメ茶が最も多く売れるという。