<インタビュー>「オバマ次期大統領、北朝鮮と直接対話も」(1)
「オバマ米次期大統領が就任すれば、米国は北朝鮮と密度のある直接対話を始めると見ている。 両国間の直接対話が活発になると、6カ国協議はそれを後押しする補助的な会議体制に機能が弱まるだろう。 適切な時期にオバマ次期大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が首脳会談を開く可能性があり、在韓米軍は縮小される可能性がある」
米国の代表的な北朝鮮通で、最近平壌(ピョンヤン)を訪問したパク・ハンシク米ジョージア大教授(68)は16日、「李明博(イ・ミョンバク)政府がオバマ氏の米国を正しく把握できなければ、ジレンマに陥る可能性もある」とし、このように話した。
パク教授は電話で中央日報のインタビューに応じ、「李明博政府は過去10年(金大中・盧武鉉政府)とは違う北朝鮮政策を強調しているが、オバマ氏の米国は韓国の過去10年間と似た動向をするだろう」とし「韓国がこうした流れを認識できなければ孤立することも考えられる」と警告した。