【時論】精神的に貧しい大韓民国(2)

【時論】精神的に貧しい大韓民国(2)

2012年09月13日09時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  幸福を研究した人々によると国民所得2万ドルを超えると所得の増加は幸福指数を高めるのにはほとんど寄与できないという。米国、日本、ドイツの事例から共通で表われた。古今東西すべての聖賢の言葉の通り、物質は人間の幸福を保障してくれない。

  世界金融危機以後に新自由主義の限界を共感し始めた。このまま行っては社会も崩壊し、環境も破壊される。幸せな人生どころか生存まで危険になるだけだ。無限競争を前面に掲げ、弱肉強食を当然視する「市場万能主義」社会で、なおさら生命尊重の風土が造成されるだろうか?

  いまや私たちは一流大学とお金にしがみつかない雰囲気を家庭と学校、報道機関と政府がともに作っていかなければならない時だ。

  国の競争力は決して画一化された競争からは出ない。人間の多様な価値を尊重し多様な能力が補償を受ける躍動的な風土から出る。第2、第3のキム・ギドク監督、朴泰桓(パク・テファン)選手、韓流スターがあふれる風土を作ることが先進国へ進む道だ。李泰植(イ・テシク)神父のように人のために自身を犠牲にする人がたくさん輩出される時、幸せな国になるのだ。

  少数だけが勝者になり多数は敗者になる社会を国民は望まない。「人間性を喪失した経済大国」が大韓民国の未来像になってはならない。私たちももう「競争」よりは「共生」を前面に出す時だ。いまや「セマウム(新しい心)運動」でもして精神的貧困から抜け出さなければならない時だ。

  金昌民(キム・チャンミン)ソウル大学スペイン語スペイン文学科教授

  

【時論】精神的に貧しい大韓民国(1)
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